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なるほど

こんにちは

内藤です

 

レッスンをしていて思ったことがあるんです

 

上手くなる人とならない人

 

その違いについて

 

色々とあるとは思いますが

一つの示唆

 

それは

首をかしげる人か

頷く人か

 

その首の動きの違い

どちらを多くしているか

 

 

察しの通りね

 

首をかしげている人より

首を縦にする人、頷いている人の方が

上手くなっていきます

 

これはどういう時かと言うと

コーチとラリーをしている時の話です

 

当然ね

イメージ通りいかない時に

首をかしげる時もあるでしょう

 

それはいいのです

 

あとは

コーチとのラリーで

コーチからアドバイスを受けている時

 

これはさすがに頷くことが多いと思います

 

この時に首をかしげているのは問題

というか単なるヤバい奴です

 

 

ではどういう時か

 

コーチとのラリー

といっても

コーチが仕掛けている場合です

 

明らかに仕掛けている時

厳しくしますよー、と言ってミスらせてくる時

 

マンツーのラリーの時もありますが

形式練習の方が多いでしょうね

 

基本的にコーチはラリーを整えて

生徒さんが打つ練習を多くしますが

 

練習によっては

仕掛けたり決めにいったりします

 

こういう風にすればいいですよ

という感じで

 

 

攻撃側ではなく

守備の見本を見せる時もあります

 

こういう風に返球すればいいですよ

という感じで

スマッシュとかを返す時があります

 

 

そういう時です

 

コーチがラリーの中で

こういう風にしましょうと見本を示している時に

首をかしげる人があるんです

 

「あーやられた・・」

「もっとこうすればよかったのかな・・」

 

「あー返された・・」

「打つコースが悪かったのかな・・」

 

いえ、違います

 

反省すべきポイントが違うわけではありません

 

そもそも考え方が違う

 

視点がズレているのです

 

 

首をかしげるシーンではないのです

 

頷くシーンです

 

コーチが自分に対してポイントの取り方を示してくれたので

「おー、こういう風に攻めるのか」

 

もしくは

コーチが自分のショットに対してケアの仕方を示してくれたので

「へぇー、そんな風にすれば返球出来るのか」

 

ともに

「なるほど」

と頷く場面なんです

 

 

コーチが見本を示しているので

コーチを見るべきです

 

当たり前のことです

 

でもね

いるんです

 

大人の方に相当数いるんです

 

どんな時でも自分にフォーカスしてしまう構ってちゃんが・・

 

「今の私はどこがダメだったんですか」

「もっとこうすればよかったのですか」

 

・・・

 

いや、たまには自分以外のことにも意識を向けましょう

 

私が私が

とか

私のこと私のこと

とか

 

そんな発想ではなくて

 

自分がやられた時にね

 

「あー、こうすれば相手は嫌がるんだな」

 

という外向きの発想

 

そう考えられるようになれば

少なくとも

今の自分には勝てるようにはなれます

 

そうですよね

 

今の自分を攻略する術を身に付けようとしますから

 

 

今の自分に勝てるようになる

 

じゃあ、それはどういうことですか

 

そうです

 

今の自分よりレベルアップするということです

 

 

自分がやられた時にね

 

「何がいけなかったんだろう」

と首をかしげる者は

結局今の自分にすら勝てない

 

「なるほど、こうすればいいのか」

と頷く者だけが

今の自分から脱却していくことが出来るのです

 

 

なかなか難しいですけどね

 

やはり、やられた瞬間は

どうしても反省

首をかしげてしまうものですが

 

すぐに、ちょっと視点を変えて

頷けるようにもなりたいものです

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!