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決断

こんにちは

内藤です

 

残念な決断を強いられました

 

事ここに至ってはやむ無し

 

夏季休業期間に予定していたジュニアキャンプ

 

コロナ感染拡大状況を鑑みて

中止にしました

 

Go Toキャンペーンもね

東京は除外

都民は県をまたいではいけませんよ

自粛してくださいね

 

そう、はっきり提示されましたからね

 

こればかりは致し方ありません

 

みんながそれぞれ協力すべきこと

自分たちの「思い」だけで行動するわけにはいきません

 

キャンプに行けないのは残念ですが

この状況でリスクを取ってまで

キャンプを強行する必要はないと判断しました

 

以前にここのブログに書きましたが

 

『責務』参照)

 

 

状況によっては

状況が許せば

ジュニアキャンプを強行することに「正義」があると考えていました

 

そう

私が何かを判断するとき

基準にしていることは

そこに「正義」があるか

 

そこに「愛」があるか

ではなく

そこに「得」があるか

でもない

 

当然、愛があった方がいいし

会社の判断には得、利益も重要な基準ではあります

 

ただ

そこに誰にとっても正義がなければ

しない方が賢明だろうと思うんです

 

今回のジュニアキャンプ

 

子供に楽しんで欲しい

思い出になって欲しい

 

そんな愛情

 

でもコロナの感染から守りたい

 

それも愛

 

ここを判断基準にしても

平行線を脱し得ない

 

 

キャンプをするのと

せずに調布でイベントをするのと

どちらが利益が上がるか

 

その場の売上とは別で

キャンプをすること、しないことによる

今後の営業への影響面も考えると・・・

 

これもまた答えの難しい判断になる

 

 

じゃあどうする?

 

ジュニアキャンプをすることに正義はあるか

 

正義もまた人それぞれ

立場・状況によって正義の定義など変わります

 

私にとっての正義

会社にとっての正義

ジュニアにとっての

親御様にとっての

宿舎やバス会社

社会にとっての正義はあるのか

 

それぞれをその立場になって考えた時に

「やるべきではない」

そこに正義を見出せない

そう、判断するに至ったわけです

 

 

まあ、今回は

ただ単にリスクに対するメリット

リスク対効果という視点で考えても

すべきではないと答えが導かれる状況ですが・・

 

 

判断を下すときに

愛は盲目にさせる

損得は真実を曲げる

 

何が正義かを見ようとしなさい

 

そう強く教えられたんです

 

一応、私ね

こう見えても法学部出身ですから

 

大学のゼミの教授が割と有名な人で

アツく指導してくれていたんです

 

私以外のゼミ生は

みんな司法試験を目指していましたからね

 

どうなったんやろあいつら・・・

 

まあ、私はね

何とか法を犯さないようにだけ

気を付けようと思っています・・

 

 

ジュニアキャンプの中止

本当に残念です

 

一度は

すると決めたことですが

勇気ある撤退ということです

 

ニーチェも言っています

 

ニセの決断をするな、と

 

一度口にしたことを断固として行う

男らしく立派に見え、その行為が正しいようにさえ見える

しかし、どうか

それは感情的な行為ではないか

強情の表れではないか

名誉心や虚栄心が隠されているのではないか

 

行為をするかどうかは

もっと別の理性的な視点から

その行為がよいかどうか見極めたうえで

なされるべきではないだろうか

 

 

そう言っています

 

まさにその通り

 

私が

一度すると言ったからといって

潔く腹をくくることなど

単なるニセの決断でしかないということです

 

 

何かを判断する

決断する

 

非常に難しい

自分の今後や周りの人

社会にとっても影響が及ぶことさえあります

 

色々な角度から冷静に考えて

勇気を持ってタイミングよく決断したいものですね

 

それではまた

 

頑張ろう日本!