こんにちは
内藤です
先週末
衝撃というか
心が痛むニュースがありましたね
女子プロレスの選手が
ネット上での誹謗中傷に耐えかねて
命を絶ったという・・
恐ろしい世の中ですね
SNSが普及した結果
そういう事例が多くなってきているのでしょうね
嫌な人間が多くなった
ということではないと思います
昔からあったわけですから
人が誰かの噂話をする
あることないこと大勢で言ったりしたわけです
誰かを妬んで悪口を言いふらす
そんなこともあったでしょう
人が持ち合わせている嫌な面
これはもうどうしようもないですから
ただ、やはり現代の問題は
ネット上で
SNSで誰しもが匿名で気軽に
誰かを標的にして誹謗中傷をする
しかも大勢がよってたかって
標的にされた側が気にしなければいい
なーんてことも難しいですね
やはり目にしてしまうでしょう
昔みたいに
物理的に会わなければ
耳にすることもなかったことが
今は操作一つで目に出来る
見てしまえるんです
つい気になるのが人の性でしょう
見てしまったら最後
なかなかスルーするなんてことも出来ないでしょうからね
じゃあSNSなんて無くしてしまえばいい
書き込みなんて出来なくすればいいじゃないか
まあ、それはそうなのですが
もはや手放せないでしょう
利点もあるわけですからね
私のこんなくだらないブログですら
発信する意味はある
受信する意義もある
受信側がコメントをする、批判をする、論争を巻き起こす
それもまた有意義なことです
ネット上の方が
早く
広く
伝えることが出来ますしね
ではどうすれば
何を以ってすれば今回のような悲劇を
繰り返さないように出来るのでしょうか
これはもはやね
それぞれの道徳観、倫理観に頼らざるを得ないのでしょう
色々な縛りや罰則を設けてもね
また次から次へと新たなルートが出てくるでしょう
それにね
そんな罰則なんかで言動を制限されるのなんて恥ずべきことでしょう
前述しましたが
人が人のことを悪く言ってしまうのは世の常
ゼロには出来ないでしょう
でもね
やはり現代は度が過ぎている気はします
それはネット社会が温床なのか
別のことに問題があるのかは分かりません
誹謗中傷してた人を
けしからん奴だと誹謗中傷する
誹謗中傷する奴など
厳罰に処すればいい
そもそもそんなことなど出来ないシステムにすればいい
そんな論調だけでね
あまり誰も言っていないんです
「みんなやめようよ!」
「傷つく人だっているんだから!」
「基本的にいいこと書き込もうよ!」
「見てる人を幸せにすること書こうよ!その方が自分も幸せだよ!」
「批判するときも、愛情を持って、優しく書こうよ!」
そんな綺麗事を言う人がほとんどいない
それこそがこの現代社会
今の日本の問題の根幹
誹謗中傷が溢れる世の中の原因だと強く感じるんです
そんな綺麗事、理想だけでは救える命も救えない
そんなね
ややもすれば「攻撃的」な意見こそが
他者に攻撃的な世の中の温床になっている
そしてまた
傷ついた人間がね
「それは傷ついたあなた側にも責任があるよ」
そういう風に捉える温床にもなっていると思うんです
もし傷ついたときにね
「そんなこと言う人がいなくなる世の中になったらいいね」
「まずは私たちが周りの人にいい言葉をかけようね」
「少しずつでも大きな輪にしていこうね」
そんな風に言ってくれる人がいれば
そんな綺麗事を言ってくれる人がいた方が
少しは救われるんじゃないかなって思います
いじめの問題なんかとも共通する部分がありますが
なかなか難しい問題です
しかし
誰もが被害者にも加害者にもなり得る身近な問題です
私も当然そうですが
日ごろから自分の言動には十分に気を付けたいものですね
ではまた
頑張ろう日本!