こんにちは
内藤です
よく考えるとすごいなあの人・・
そしてめっちゃいい人やな・・っていう話
昨日ね
原付でコンビニに行ったんです
車道も歩道もない普通の道を走っているとね
前方に子供の列が・・
先頭に男性の保育士さん
最後尾に女性の保育士さん
間に十数名の子供たち
たまに見かけるのですが
いつもより子供の人数が少ない
こんな状況なので保育園も制限してやっているのでしょうか
保育士さんも大変ですね
本当に頭が下がります
でね
道の右端を歩いていたのが見えたので
私は左端を通過したんです
同じ進行方向だったので追い越すかたちです
普通に追い越しても安全なのですが
子供をびっくりさせてもいけないので
２０ｍくらい後方から左に寄って
少し減速して子供の列を追い越したんです
その時です
列の先頭にいた保育士さんがね
私に向かって大きな声で
「ありがとうございます」
って言ってきたんです
明らかに私に対してです
その列の方をチラッと見ていたので
完全に目が合ったんです
他に誰もいませんでしたし・・
いや、これってすごくないですか
だってね
結構後方からですよ
私が左に寄って減速したの・・
しかも原付だからエンジン音もそんなにしません
その保育士さんは後ろを振り返ったりもしていませんでした
気付いたのでしょうか
２０ｍ以上離れていたんですよ
経験則で、おそらく寄って減速してくれたであろうと
判断したのでしょうか
いずれにしてもすごいですよね
人としても素晴らしいと思うのですが
まさにプロフェッショナルですね
子供を連れて歩いているので
アンテナを張っているのでしょう
かなり後方からの原付の音でさえ
その動向を見もしなくとも把握出来るのでしょう
そして・・やはり、素晴らしい人ですね
だってこんな状況ですよ
保育士なんてやってられますか
ちっぽけな使命感なんて吹き飛ばされる状況です
確実に色々な葛藤があるはずです
不安とストレスしかないと思います
最前線で戦っているという矜持と責務
そういうモチベーションが持ちにくい分
ある意味医療従事者よりもハードかもしれません
平時でも大変な仕事なのに
こんな状況下で保育士さんを全うすることなど
私のような人間には到底考えられないことです
にもかかわらず
にもかかわらずですよ
ちょっとだけ気を遣っただけの原付の通行人に
「ありがとうございました」
と感謝する
いやいやいや
こちらこそですよ
コンビニに着いてから後悔したんです
あの瞬間
「ありがとうございます」と言われた瞬間
原付を止めてでも
こちらこそありがとうございます
と声をかければよかった
大変なのにすごいですね
と労う言葉でも
子供たちに
じゃあねーって明るい言葉でも
何か私に出来ることがあったのではと思うんです
何度も言いますが
本当にね
こんな状況にあってなお
いつもと同じように子供たちを見てあげる
いつもと同じように周りの人に声をかける
そんな素晴らしい光景が
コロナ禍といわれる東京都内で存在し得たことに
胸が熱くなりました
今は批判に溢れやすい世の中です
人は疲弊し
視野が狭くなり
排他的・攻撃的になりやすい状況です
そんな時に
人本来の素晴らしい行いに出会うことで
この逆境に立ち向かう勇気が湧くのかもしれません
それにしても・・
あの保育士さんすごいなー・・・
ではまた
頑張ろう日本！！！！！！！！！！！！！
