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メルマガ『reborn』バックナンバー

プロの技

こんにちは

内藤です

 

いや・・

ただいま皆さん!

無事帰って参りました!

 

いやー!今年も最高でしたよ

オーストレイリアね!

海外っていうだけでテンションが上がる典型的なジャパニーズですから

全豪オープンも最高でした

日本人選手の応援をして

トッププロのプレーを間近で見ることが出来ました

 

今年で3回目の観戦だったのですが

毎年「うおーすげぇー」って思わされます

いやね

それはプロですから

当然のことなのですが上手いんです

上手すぎるにも程があるんですよ

男子シングルスの試合と男子選手のプラクティスを中心に見たのですが

大きくまとめるとですね

この二言

 

「すげぇ」

 

そして・・

 

「フツウー」

 

この二言でしょうか

とにかく凄いんですよ

ボールにしてもフットワークにしてもスピードにしても

「うわっすごっ・・!」っていうシーンが幾度となくあるわけです

 

そしてもう一つ

「普通」なんです

これは技術的な話

特に何もないんです

いわゆるね

一見して分かるような「これぞプロの技」みたいなショットもプレーもない

いたって「普通」

全てのショットを普通のフォームで普通のバランスで打って

普通のプレーに終始している

たまに展開の激しいラリーやトリッキーなショットもありますが

基本的には「普通」

これはトップシードの選手ほど顕著です

プラクティスを見た中で言うとジョコビッチ

大げさではなく全ショット「普通」に打っていました

相手がどこにどんなボールを打って来ても、です

 

そうです

どんなシチュエーションでも普通に打てる

これこそが「プロ」なんです

そしてそのトップに君臨するジョコビッチ

やはり私が見た中で群を抜いて圧倒的に技術レベルが高い

他の選手が少しバランスを変えたりコンパクトにスイングするようなケースでも

ジョコビッチはただひたすら「普通」に打ち返す

そして完璧にコントロールしているんです

 

これはいつも言うのですが

色んなショットを使いこなす人が上手い人ということではなく

普通のプレーで対応できる「幅」が広い人が上手い人ということ

 

皆さんがバシッと打っても

コーチが普通のフォームで打ち返しますよね

皆さんだったら上手いこと返球するケースでも

コーチは普通に打ち返す

コーチの方が技術がある

普通に打ち返せる「幅」が広いということです

 

トッププロになれば

ほぼ全てのボールを「普通」に打ち返す

正しいバランスで基本通りのフォームで

「えっ、そんな走らされてんのに」

「うわー、相手のボール深かったのに」

それでも芯を外すことなく「普通」に打ち返す

そしてコントロールしているんです

 

驚愕の技です

まさにプロ

 

素晴らしいものを見ることが出来ました

そして指導をするうえで確信することも出来ました

やはり「普通」が最強

「基本」を徹底することが

「基本」を徹底することでしか

本物にはなれないんだな、と確信することが出来ました

 

皆さんもね

色々と悩むこともあるかもしれません

あーでもない、こうでもない

試行錯誤をすることもあるでしょうが

やはり「基本」です

ここから目を背けていては絶対に本物の技術は身に付かないと心得てください

 

大坂ナオミは残念でしたが

まだ全豪オープンはやっていますからね

トッププロの本物の技術

その核心にある技術を是非見てみるようにしましょう!

 

ではまた

 

See You!