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メルマガ『reborn』バックナンバー

over and over

こんにちは

内藤です

 

今月からね

イベントを実施しているんです

 

以前に行っていたイベント

「学び方改革」

 

オンコートでのレッスン後、クラブハウスで講義です

1時間ちょっと講義をします

テニスが上達するための「学び方」を改善、向上させていく

そのような講義を全6、7回に渡り実施します

 

以前に実施したときとほとんど同内容の話

そして今回の受講対象者に前回受講者も複数います

要するにね

同じ話をもう一度聞かされるということ

同じ話をもう一度よく聞きなさい

吟味のうえ腑に落ちるところまで持っていきなさい

ということです

 

たまにいますよね

同じ話をしてくる人

何度もしてくるなんて人もいたりします

苦労話だったり自慢話

まあ、色々とあるとは思うのですが

私はこう思っているんです

 

何度でも聞いてみよう

 

あ、また同じ話だ

そう思って、聞く耳を持たなかったり

スルーしたりするのではなく

「もう一度聞く」

もう一度新鮮な気持ちで

2回目は1回目よりも洞察鋭く

話をしている人の感情の機微まで察知するように聞いてみよう

 

3回目でも4回目でも

何度でもじっくり聞いてみればいいのです

 

そうするとね

新しい発見があったりするんです

 

例えばね

「あいつがさー」

とその人が話し始めた時の感じ

前には感じ取ることが出来なかった「怒り」が感じ取れたり

「親しみ」が感じ取れたりして

あー、この人は「あいつ」に対してこういう感情を持っているんだな

とか気付けたりします

 

その他にも色々あります

前に聞いた時は引っかからなかった言い回しが気になったり

そもそも聞き漏れがあったり

1回目に聞いたときよりも

2回目の方がより深くその話の「本質」が見えてきます

 

それともう一つ

聞く側の私のね

コンディションやレベルが違っている

 

1年前に同じ話を聞いた時のレベルの低い「私」と

1年後もう一度その話を聞いている「私」では別人です

体調などのコンディションが違うこともあるでしょう

 

聞く側の「私」の状態が違うので

当然、同じ話でも、その受け取り方は違ってくる

以前の「私」では気付けなかったことに

今の「私」なら気付けるかもしれない

 

そう思うとね

全く同じ話なんてないんです

一字一句同じ内容でもね

全く違う「気付き」が起こり得るということです

 

あーこの話、前も聞いたなー

と思いながら何となく話を聞くのは「時間の無駄」ではなく

「機会損失」なんです

同じ話であっても

聞き手側の考え方次第で、多くの学びや気付きの機会が得られるのです

 

そういうわけで皆さん

レッスンで何度も同じことを言われたり

同じことをさせられたりしても

新鮮な気持ちで臨んでください

 

同じアドバイス

同じ練習でも

皆さんの状態が変わっているので

それは新しいアドバイス

新しい練習なのです

 

だからね

このブログもね

たまには以前のものも読み返したりしてみてくださいね

 

それでは週末も楽しく過ごしましょう(^◇^)

 

へばねー