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リーダーシップ

こんにちは

内藤です

 

先週の日曜日

ジュニア2の年間マスターズ大会を開催しました

 

一人ね

6年生の男の子が欠場して

ラッキールーザーで成元楓君がエントリー出来たんです

ほんとラッキーやったね楓

 

欠場の子はかわいそうでしたが・・

ちょうどインフルエンザが流行っていますからね

 

そういうことで

代表8名による頂上決戦

その頂点に立ったのは小澤蘭選手でした

 

蘭ちゃんね

年間ランキングでもトップ

月例大会も出場した大会は7大会とも優勝

今回も含めて何と25連勝中!

すごいですね・・!!

 

何でかというと

蘭ちゃんね

元々上手かったのですが、ジュニアSクラスというね

ジュニアの選抜クラスに在籍していたんです

6年生になってアカデミークラス(選手コース)には行かずに

ジュニア2クラスに変更したのです

 

まあ、だからね

上手いし、テニスを知っているし、試合にも慣れているのです

「勝って当たり前」なんです

以上 蘭ちゃんとジュニア2にまつわるエピソードでした

 

なーんて話で終わらないのがスポーツですよね

勝って当たり前と思われている側が順当に勝ち続けるなど・・

そんなことがそう簡単に起こり得ないのがスポーツです

 

本人も自覚しているわけですから

「私は勝って当たり前」

「周りもそう思っている」

そんな状態で勝ち続けられますか?

周りの子もそんなに下手ではないですからね

 

それでも勝ち続けているのです

大したものです

そんな蘭ちゃんのことを聞くとね

メンタルが強いとか、底の浅い陳腐なことを言う人がいますよね

 

メンタルが強い?

ふざけんなっていうことです

蘭をナメんなよってことです

気持ちが強い、とかそんな低次元なところでテニスをしているわけではないんです

 

メンタルが強い、のではなく

考え方がしっかりしている

そして素直

そして器が大きい

ということです

 

選手コースや選抜コースに在籍していた子とかその親御さんでね

通常ジュニアクラスに行きたがらない人もいるんです

自分は選抜クラスでしていたから

ジュニアクラスはレベルが低いから

人数も多いし上手くなれないから

そんな途轍もない見当外れで失礼極まりない考えをね

私たちコーチにも披露してくるわけです

 

たぶん友達一人もいないでしょうね・・

 

まあ、蘭は全く別次元

私はどこでテニスをしようが私

上手い子が多いクラス

意識が高い子が多いクラス、でテニスをするのではなく

私がいるクラスが上手くなる

私がいるクラスの子たちの意識が高くなる

つまりは

環境が私を左右するのではなく

私が環境を作っているのだ

そういう子なんです

 

これは蘭と話をすれば

蘭のレッスンの取り組みを見れば一目瞭然

ごちゃごちゃと周りのことを気にして、愚痴を並べる大人とは縁遠い

周りのレベルも人数とかも特に気にせず

自分がすべきことをただ素直に

そして楽しくしているんです

 

そんな蘭にみんなは付いて行くんです

蘭ちゃんと一緒にテニスがしたい

蘭ちゃんに追いつきたい

蘭ちゃんに勝ちたい

蘭の存在が、その取り組む姿勢が

ジュニア2クラス全体をガラッと変えているのです

 

まさに真のリーダーシップでしょう

蘭は何かを言うことはありません

率先して先頭に立つタイプでもありません

ただ素直に楽しくマナー良く

本来すべきことをきちんとしているだけです

 

下手な子相手にも手を抜くことはありません

ふざけている子の文句を言うこともありません

ボール拾いもいつも一番拾います

 

一番上手い蘭がね

そんな姿を見せ続けていたら周りがどうなっていくか

想像するのは容易でしょう

 

そうやってね

自分がいる環境を自分の取り組みによって良くしているのですから

蘭自身もまたどんどん成長していけるということです

 

この一年を通して

蘭のジュニア2での取り組み方に接して

非常に素晴らしく多くのことを学ばせてもらうことが出来ました

私たちもその姿勢を見習いたいものですね

 

それではまた

 

へっばねー!