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朋友

おはようございます
内藤です

第173回のテーマは
「朋友」

論語 学而より

有朋自遠方来、不亦楽乎


有名な一文ですね

とも有り 遠方より来たる また楽しからずや

 

これをね
ただ単に
友達が遠くから訪ねて来てくれたのは楽しいことだ
みたいに解釈している人が多いですが
そこまで浅いことではありません

論語の学而ですから

学びの話です

朋とは友達ではなく同志
志を同じくする者のこと

同じ志を持つ者が遠くからでもやって来て一緒に学ぶ
なんと楽しいことだろう

という意味ですね


でも、まあこのフレーズ
とも有り 遠方より来たる また楽しからずや

これを思い出しましたよ

私にとっての同志ですからね

そうなんです
劉コーチが中国から遊びに来てくれていたんです

昨日帰ったのですが
一週間ほどいたんです

ちょっと飲みに行ったり
イベントに顔を出してくれたり
久しぶりの劉コーチと楽しく過ごしました

嬉しいことです

わざわざ気にかけて中国から来てくれたのです

そしてまた
安心もしたし
誇らしくもあったし
身の引き締まる思いもありました

劉コーチにとって
サンライズが
私が
変わらずにホームグラウンドになっているのだなと

劉コーチの歴史に
私という存在を
きちんと置いてくれているんだなと


劉コーチがサンライズを去る時に思ったこと

これは劉コーチに限らず
ジュニアの子やアカデミー選手

志を同じにして
サンライズという場所で共に過ごした者が
去っていく時にいつも思うこと

こいつが去った後も
ここをきちんとした場所にし続ける

こいつの歴史
こいつのホームグラウンド
こいつの母校として
恥じないような素晴らしい場所にしていく

そう思ってそう励むことが
残る者に出来る
残る者がすべきことだと思うんです


もしサンライズがダメになっていたら
もし私が堕落してしまっていたら

劉コーチの歴史に汚点が出来てしまいます

それはいけません

皆さんもそうですよね

自分の母校が
成績が悪くて素行が悪くて
悪名高くなって
ついには潰れてしまった

いい気はしないですよね


自分がいた場所
自分が歩んできた場所

自分のホームグラウンドが
いつまでも変わらずにある
素晴らしい場所として存在している

そのことが
その人にとっての自信や安心に繋がります

劉コーチや
アカデミーの卒業生が訪ねてきた時

ああ、まだこいつは変わらずにやってるな
いつまでたってもあの時の内藤のままだな
あの時自分と共に進んだ強い思いを持ったままの内藤だな

そう思ってもらえて
安心感や自信やプライドを持ってもらえるような
そんな存在であり続けたいのです


なかなか難しいですが
簡単なことです

ただ純粋に
子供たちとワイワイ楽しくテニスをしていればいいだけですからね


劉コーチはまた来てくれると思います

その時はみんなで楽しくテニスをしましょう


今日は自分を律する
あなたは誰のホームグラウンドですか
あなたがいるその会社は誰の歴史になっていますか
あなたは誰かの人生の一部です
その誰かの人格を構成している一要素です
そう思って行動することが
自分自身の人生をより良くしていくことになるのかもしれません