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人生の四則算


おはようございます
内藤です

第59回のテーマは「人生の四則算」

 

今年も残すところわずかになりましたね

年末になると、つい一年を振り返ってしまいますよね

どんな一年だったか
何を成し得たか?
何を始めたか?
何を貫いたか?


何かの話で
人生を考える指針として
四則算を用いれば明快だよ
というのを聞いたことがあります

+、-、×、÷ です


まず-(引き算)
10-10=0

ネガティブ思考ですね

「どうせ無理」
「出来っこない」
「今さら遅い」

ネガティブ思考でいる限り何も始まりません

失敗はマイナスではありません

何もしない
スタートがなされないことが最大のマイナスです

ネガティブ思考を断ち切って
とにかくトライ
すぐに行動をしたいものです


次は÷(割り算)
10÷10=1

割り切って考える

「何のために働いているんだろう・・」
「割り切って考えろよ!生きていくにはお金が必要だろ」

よく聞くような気がします

割り切って考えれば
何か答えが出るでしょう
場合によっては割り切りも大事です

でも・・何か引っかかる
そのモヤモヤした気持ちの中に、大切な何かが隠れているんです


棋士の羽生善治は言いました

勝ち負けには、もちろんこだわるが
大切なのは過程です
結果だけならジャンケンでいい


何を割り切り、何にこだわるか
十分に考えたいものです


そして+(足し算)
10+10=20

ポジティブ思考です

「これも出来る」
「あれにもトライ出来る」
「俺ってサイコー、みんなもサイコー」

足し算は加点
自分や相手を認めてあげることに他なりません

ダメなところ
足りないこと
そんなところに目がいってしまう減点主義では、自分も周りも不幸になるだけです

どんどん足し算していきましょう


最後は×(掛け算)
10×10=100

「私はこれにかける!」
1つのことに全力を傾けることです

私はこれにかける!
そんな風に打ち込んだら結果は100になります

そのためには何かを捨てなければならないかもしれません


ジュニアにもよく言います

テニスが上手くなりたい
全日本に出たい

そうか
じゃあテニスにかけよう

ゲームする時間
遊ぶ時間はなくなってしまうよ
塾にもいけないから、学校と家で徹底的に勉強もしないといけない

その覚悟があるなら大丈夫

まあ、ほとんどの子は、そしてその親はそこまでの覚悟はない
そこまでテニスにかけない
それにもかかわらず全日本に出たいと言う・・

それは無理ですね


自分がこれだ!
と思うものに出会ったら
とことんかけてみる

そんな生き方が充実していると言えるのではないでしょうか


2018年
どんな四則算だったでしょうか
足し算と掛け算が多かったでしょうか

でもまあ、過去のことなんで
もはやどうでもいいことですね

問題は今日から

来年からと言わず今日がスタート

足し算と掛け算だらけの人生をスタートさせましょう


今日は今年一年を振り返らないためのこんな言葉を


人生は振り返らなければ
理解出来ないが
前を向かなければ
進んでいかない

哲学者セーレン・キルケゴール


そう、過去は「今までの自分」を振り返るのには役立ちますが
「これからの自分」を語るものではありません

今日から新しい自分を語りましょう!