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言い方次第

おはようございます
内藤です

第52回のテーマは
「言い方次第」

少し前の事件
芸能事務所の社長が、芸人の顔を煮えたぎった鍋に突っ込むということがありましたよね

その時の様子が写真で公開されて
これはひどい
何というパワハラだ
と問題になっていました


いやいやいや

パワハラじゃない
傷害事件

パワハラをした社長
ではなく
相当やばい犯罪者
狂気に満ちた中年男

そうでしょう

言い方というものがあります

いじめもそう
あれも単なる傷害事件

警察が介入すべき事件です

学校と先生に出来ることがあっても
いざ事が起これば、もはや事件
警察の捜査によってのみ
真相解明と容疑者の逮捕、少年院への送致という解決をみることが出来ます

それと被害者のケアが別であることは言うまでもありません


日本人は上手いんです
特に大人
言い方を変えて本質からずらす
言い訳の達人なんです


テニスの話

今回は大人のレッスン

まあ、多いんです
都合に合わせた言い方の変更
見当外れの言い訳が

オーバーアウトして
「打ち過ぎたー!」

いやいや
打ち方が下手なだけです
打ち過ぎてもアウトしません
おもっくそ打っても打ち方が合っていればコートに入ります


ボレーでネットして
「足が止まったー!もう1歩が出ない!」

はいはい
技術不足ね
足が止まってても打てるし
足の使い方の問題
軸足から動かす技術がないから
足が出ようが出まいがミスします


ダブルフォルトして
「入れに行き過ぎた」
「弱気になった・・メンタル弱いなー」

入れに行き過ぎて入らない?
もはや言ってる意味すら分かりません
弱気?メンタル?
いや、技術ね
弱気になろうが入ります
確かな技術があればダブルフォルトはしません


言い方を変えて本質をぼかす
何も得することなどありません

打ち過ぎなければ入る
足さえ動かせば入る
気持ちさえ強くなれば入る

そう思っているのでしょうね

下手だからミスっているのに
技術的な改善を試みようとは思わないのでしょう

それは上手くならない
言い訳して練習をサボるんですから


ショットに限らずです

相手を見ていない
すぐに構えない

「ちょっとボーっとしていた」

違います

相手がいるスポーツで
相手を見ることもしない失礼な人
面と向き合って構えもしない、相手に敬意の一つも払えない失礼な人

これは技術の問題ではなく人としての問題
きちんと相手の目を見て話をしなさい、と教えられてこなかったのでしょう


「私のんびりしているんで」

反応が鈍くて
頭の回転が遅い
空気が読めない自己中心的な人間


正直にそう言って
認めればいいんです

認めさえすれば改善の道が見えてくるんです

少し辛辣な言い方になりますが
これが現実
その本質です

子供はその本質から目を背けたりしません

まだ、多様な言い訳をするだけの偏った思考もないですからね


テニスでミスが出るのはテニスが下手だから

これ以上でもこれ以下でもない
言い方を変える必要もない

そして、下手なことが恥ずべきことでもない
だから練習するのですから

言い方を変えて逃げ回っていることこそ、恥ずべき行為です


今日は言い訳禁止!
言い返すのも禁止!
ただ自分に起こった出来事をそのまま受け入れるようにしましょう!