焼肉と寿司
どっち派ですか？
えっとー・・・
カレーです♪
こんなイメージだと思うんです
高い打点のフォアのフラットって・・・
あっ、どうも
内藤です
いや、何かというとね
今週のテーマ
フォアのフラット
真っ直ぐスイングしましょうね
っていうやつ
高い打点もしてもらうんです
前に入ってきて打つチャンスボールではなく
ベースライン一歩前くらいのショット
相手のループボールに対して使うショットです
下がってループボールで返してもいいのですが
相手の方がパワーがあったり
そもそも下がれない時もありますからね
打ち込みはしないけど
高い打点で普通にフラットで返したいところです
フラットは少し滑るようなバウンドになるので
攻撃を防ぐことも出来ますからね
でね
やってもらっているのですが・・・
何だかバランスが・・・
私がループボールを打つとね
ループボールを「受ける」バランス
上から落ちて来るボールを受ける態勢
になっているんです
顔を上に向けて上体が起き上がったり
少し後傾して右足バランスになったり
そもそもオープンスタンスになったり
・・・
私が放った
ループボールという「問い」
を真正面から「受け」ている
それだと答えは限られる
ループボール
という返答しか出来ないんです
ループボールの受けの姿勢は
後傾でオープン、右足バランス
その状態で出来るスイングはスピンのループ一択です
にもかかわらず
その態勢から真っ直ぐなフラットを放とうとしている・・
それはミスになります
上を向いて
上に打つバランスから
無理矢理ボールを抑え込もうとしている
フォロースルーがこねるようになるんです
そしてフォロースルーを気にしている・・
違います
原因はそこではない
ループボールという「問い」に対する臨み方
私が
「はい、ループ行きましたよ、どうしますか？」
（焼肉とお寿司どっちですか？）
「いや、フラットでしょ」
（カレーっすよ！）
という臨み方が必要なんです
ループという問いを受けてはいけないんです
お前の問いは知らんけど
俺の答えはこれじゃ！
という、自己中心的な振る舞いが必要なんです
ループボールを受ける姿勢は取らない
あくまで自分がこれからするスイング
高い打点のフラットの態勢を整える
ボールは高いところから来ているのにもかかわらず
です
だから難しいんです
タイミングと打点を合わせるのが難しい
のですが
そもそも相手のループを無視する
というところが一番厄介なんです
この視点が抜けている
だから上手くいかないんです
これはスマッシュもそうです
ロブが上がって
すぐに上を向いて両手をバンザイ
みたいなことをするアホがいますよね
もれなくラケットの根元に当てて
上に飛ばします
今からボールを下に叩こうとするバランスになっていない
上を向いて
上に向かって打つ準備をしている
それで無理矢理手首だけで下に打っている・・
アホです・・・
ロブが来た時に上を向いてはいけないんです
上を見るだけです
顔を過度に上向きにするから
体のバランスも後傾してしまうんです
ストロークの高い打点も同じです
上を向き過ぎてはいけません
これは特にフォアです
バックハンドは
前側の右手でラケットを持っていることもあり
後傾が出にくい
高い打点のフラットがスイングしやすいんです
フォアの高い打点のフラット
素振りは出来ているんです
いざ、ボールが来ると乱れる
「受け方」が悪いからです
いや、受けるからダメなんです
高い打点のフラットの時は
「受け」は無視して
自分はこうするんだ
カレーを頼むんだ
そう強く臨むようにしましょう・・・
テニスに限らず対人競技は「受け」が基本
受信あってこその発信です
ただ、場合によっては
受けよりも発信
相手がどうあれ自分はこれをするんだ
そういうシーン
そういう決断が必要な時もあるわけです
まあ、そんなにないですけどね・・
皆さん大体逆を行きますからね
きちんと受けるべき時に身勝手な発信をして
ここは行くべきだという時に受けの姿勢を取る・・
そこの見極めも課題にすれば
試合に結びつくかもしれませんね
それではまた
寿司派の内藤でした
頑張ろう日本！
