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メルマガ『reborn』バックナンバー

100年

こんにちは

内藤です

 

ちょっと個人的なことなのですが

こんなブログに書くことでもないのですが

 

言っても個人ブログなので

書き残しておきたいので書きます

 

 

昨日

祖母が他界しました

 

父方のおばあちゃんなのですが

ちょうど100歳でした

 

よく生きてくれました

 

100歳ですからね

 

本当に言葉はありません

よく生きてくれてありがとう

ということだけです

 

これで

祖父母は4人とも亡くなったのですが

全員80歳以上

よく長生きしてくれました

 

私は父親を早くに亡くしているので

祖父母が長生きしてくれたことは

本当に嬉しい限りです

 

おばあちゃんは100歳です

 

これは私にとっても誇りです

 

自分に100歳まで生きた人の血が流れている

と思えるだけで強くなれる気がします

 

 

おばあちゃんとの思い出

というか

ちょっとした話なのですが・・

 

私ね

いとこの中では一番年下なんです

 

父親も母親も末っ子で

そして私も末っ子

 

親戚からは

「りょー」とか

「りょうくん」

って呼ばれていたんです

 

でもね

 

おばあちゃんにだけは

「りょうさん」

って呼ばれていたんです

 

他のいとこ達はそんなことなかったんです

 

なぜか私だけ「りょうさん」と・・・

 

未だになぜかは分かりません

 

聞いたこともないので

 

何かあったのかもしれないし

特に何もなかったのかもしれない

 

でも

 

私は子供ながらにそう呼ばれるのが好きでした

 

誇らしかった

 

嬉しかった

 

何か偉くなった気分になって

賢くなった気にもなれました

 

まあ、こう見えて私ね

 

幼少期はびっくりするくらい頭が良かったんです・・・

 

いや、ほんとに・・

昔は・・・

 

 

子供ながらに「りょうさん」と呼ばれて

私の自立心が大きく育った気がします

 

おばあちゃんが育ててくれたのです

 

 

おばあちゃんはいつもよく笑っている人でした

 

目を見えないくらい細くして

顔をくしゃっとして笑っていました

 

私もよく言われます

 

やはり似ているところがあるのだと思います

 

 

おばあちゃんが死にました

 

最近は全然会っていなかったので

そこまで悲しくはないんです

 

でも寂しいですね

 

コロナのことで

葬儀には行けないんです

 

最後に一目会いたかったですが

仕方ありません

 

またいつでも会えますから

 

私が思い出せばいいだけです

 

鏡の前で顔をくしゃっとさせて笑えばいいだけです

 

 

本当によく生きてくれました

 

おばあちゃんはただのおばあちゃんです

 

社会的に何かを成し遂げてもいなければ

立派な功績があるわけでもない

 

でもやっぱり

そんなこと1ミリも関係ない

 

人の人生ってそんなことどうでもいい

 

100年生きたんです

 

素晴らしいじゃないですか

 

誇らしいじゃないですか

 

心からそう思います

 

 

じゃあね

おばあちゃん

 

あの世でおじいちゃんと楽しくやってねー

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!

 

 

 

届けたい 届けたい

届くはずのない声だとしても

あなたに届けたい

「ありがとう」「さよなら」

言葉では言い尽くせないけど

この胸に溢れてる

 

花の匂いに導かれて

淡い木漏れ日に手を伸ばしたら

その温もりに

あなたが手を繋いでいてくれているような気がした

 

 

ミスターチルドレン「花の匂い」より