こんにちは
内藤です
毎週火曜日のジュニアＳレッスンでね
レッスン開始時に
今日の目標をそれぞれに発表してもらっているんです
みんなの前で声に出して発表します
「左手を添える」
「スプリットステップをする」
「フォアで決める」
「いつもスマイル」
「界王拳を使う」
技術的なことから気持ちの面
アニメを参考にしたキャラ設定に至るまで
なかなか有意義で面白い目標を設定するんです
一応ね
ちょっとだけ指示はしています
具体的なことにすること
一つに絞ること
それくらいです
頑張ってテニスをする
みたいなものはダメだよ
ってことくらいです
目標については
何やかんや言ったりはしないです
例え技術的に間違った目標を設定したとしても
何も言いません
そんなことはどうでもいいんです
大事なことは
自ら目標を設定する
ということ
そしてそれを意識して取り組むこと
間違った目標を設定したとしても
目標を設定して取り組む
ということ自体が正解なんです
まあ、多少なりテニスへの理解もあるので
今のところ意味不明な目標を設定してはいないです
自分で目標を設定すると
やはり取り組み方が違ってきます
私が
声を出そう
と言ってもそんなに出さないのに
自分の目標が
声を出す
の時はめっちゃ出します
それはそうなのでしょう
これも以前に書きましたが
（※「約束」参照）
自分との約束はきちんと守る
という意識が子供の方が強いのかもしれません
誰かにさせられているわけではない
自分がこれをするんだ
という目標は、やはりポジティブに取り組める
ということもあるのでしょう
あとはね
みんなの前で発表する
ということも大事です
自分の胸の内に秘めた目標
聞こえはいいですが
つい忘れがちになるものです
しかも
もういいや
としなくなっても誰にも気付かれない
何とも言われない
これがね
みんなの前で発表していると違います
みんなの知るところとなりますから
みんなにチェックされている
というよりも
みんなが気付かせてくれるのです
「全然声出てねぇじゃねぇか」
「笑顔が消えたー」
「めっちゃ左手雑になってるし」
子供たち同士で言い合ってくれるんです
だからね
言われた側がハッとして
また目標をきちんとやり出す
素晴らしいことです
やはり目標は大事です
皆さんも気を付けた方がいいでしょう
レッスンに臨む際には
今日はこれをしよう
と目標を持つべき
何ならみんなの前で発表すべきです
今日はコーチが何を教えてくれるかな
私のダメなところを直してくれるかな
などと
受動的かつ低レベルなモチベーションでレッスンを受けても
何一つ身に付くことなどありません
自ら考え自ら動く
その中でコーチの教えにトライしていく
そんな姿勢
まさにジュニアＳの子のように取り組むことが
レベルアップへの道だということです
これはテニスに限ったことでもないですね
仕事でも何でもそうでしょう
自分がこれをするんだ
今日はこうやって過ごそう
そう決めたことに対して
それを実践していく
その達成感こそが
人を成長させていく
その「やれば出来る！」という充実感こそが
人を幸せに導いていくものでしょう
小さなことを一つ
でもいいでしょう
今日は挨拶を元気よくする
今日はナイスショットと声をかける
今日はいつもより歩く
今日はのんびりお風呂に入る
何かしら目標を決めて
充実した一日を過ごすようにしましょう
それではまた
頑張ろう日本！
