おはようございます
内藤です
第１７７回のテーマは
「伝統の重み」
日曜日にね
定例のジュニア２マッチを行ったんです
前回の試合の時にね
ジャッジで揉めたり
態度が悪かったり
少し問題がみられたんです
前に書きましたが
慣れてきて緊張感がなくなってきたことで
気の緩みも出てきたのでしょう
レッスンの時に
少し注意を促したりもしていたのですが
日曜日の試合前にね
しっかりと取り組んでもらうために話をしたのです
「伝統を守りなさい」
と
先輩たちをリスペクトして
先輩たちが築き上げてきたものを
自分たちの代で壊さないように
と
そうなんです
このジュニア２の定例大会ね
２年前の小学６年生たちの強い思いから始まったんです
レッスン以外で本気で取り組める何かをして欲しい
口で言うだけではなく
レッスンでのやる気も抜群だったので
私が腰を上げて
ジュニア２のランキング制度を立ち上げて
定例大会を行うようにしたのです
その当時の子はもちろん
翌年の子たちも
本当にやる気を持って
真剣に取り組んできたのです
まだ２年という浅い月日ですが
純粋で強い思いというのが
脈々と受け継がれているのです
その当時の子たちはね
今もアカデミークラスやジュニア３に在籍しているので
今の子たちもよく知っているんです
だからというのもあるかもしれませんが
伝統を守りなさい
というのが響いたようでした
厳しく注意をしてもよかったのですが
それだと
萎縮したりやる気がそがれてしまう気がしたので
これまでの歴史
先輩たちの思いを今一度思い返すことで
今の子たちが前向きに正しく取り組めると考えたんです
まさにそうでした
子供ながらに
いや、子供だからこそ純粋に
あの先輩たちの思いを潰してはならない
この伝統を重んじなければならない
そう強く心に刻んで
素晴らしい試合をしてくれていました
伝統の重み
それは時として
人を正しく
より強く
してくれるものです
あの子たちのこの素晴らしい伝統をしっかりと守っていく
大人の私が率先して
してあげるべきことは
それだけなのかもしれません
今日は伝統を感じる
創業何十年のお店に行ってみるのもよいでしょう
やはり伝統を背負った立ち居振る舞いをしているものです
人が伝統を作るのではないのです
伝統が人を作るのです
自分の中にある伝統を思い返してみましょう！
