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批判

おはようございます
内藤です

第48回のテーマは
「批判」

今回は時事ネタ
M-1グランプリの件です

知ってます?
ネットでも騒然としていますね


漫才の頂点を決めるM-1グランプリ
今年も先週の日曜日にあったみたいです

問題はその後

優勝を逃したある芸人が
審査員の上沼恵美子を猛烈批判
そしてその様子を動画で配信

ネットは大炎上
関係者も激怒して大きな問題になっていますね


M-1グランプリも
その批判動画も見ていないので
本当に単なる私見なのですが

この批判した芸人の問題
いろいろありますね

まず一番の、そして最大の問題は

この芸人に実力がないこと

実力があれば
上の者への意見として吟味されるでしょう

実力を周りから認められていれば
周りも、あいつらが言うなら
と聞く耳も持つでしょう

実力がないから
はぁ、お前らみたいなのが何言ってんの?
調子乗ってんちゃうぞ!
って叩かれるのでしょう

自分たちも自覚しているのです
実力のなさを

だから謝るのです

いとも簡単に謝罪をしたみたいですから

矜持がないんです
批判するにしても何の覚悟もないんです


関西出身の方はよく知っていると思いますが

島田紳助や松本人志も
若い頃に審査員や先輩、吉本の上層部を批判しまくっていたんです

年寄りのお前らには分からんやろ
さっさと引退せぇーって

怒られたり、問題にされても
一切謝らなかったそうです

自負するもの
芸人としての矜持
引いてはいけない覚悟があったのでしょう

そして、それこそ実力があったから
その裏付けがあったから、周りからも認められ、頭角を現していったのでしょう


実力があって
矜持と覚悟を持って批判すべきは批判する

意見を戦わせることがあっても、すぐに謝罪することはないですよね


まあ、もう一つ問題なのは
表現が悪い
もはや単なる悪口
そして、面白くもなく不快

批判というより
上沼恵美子への悪口になっていましたからね

しかもブラックジョーク的な面白さもない

やはり芸人としての資質に問題があるのでしょうね


今後周りがどういう対応を取るのかが注目されていますね

周りにしっかり注意してくれる人がいるならよいですが
世の中は無関心になっていくでしょう

実力がない者の遠吠えは
いつの時代も誰にも相手にされません

実力なき者の批判は
批判される対象にすらならないんです


誰かを批判する


このことがどれほど重いか?

自分に批判する実力があるか
矜持はあるか
覚悟はあるか

そこまで考えてから
批判の言葉は口にしましょう


今日は「なにしてんのあなた!」
と、心の中で言ってみましょう
あくまで心の中で
口に出す前に考えてください
それを目の前の人に言えるほど
自分は全てなすべきことをなせているか
自分を省みることで寛容さが生まれるかもしれません