r-7110のブログ

メルマガ『reborn』バックナンバー

裏切られた予測

こんにちは

内藤です

 

今から私が1つの数字を書きます

 

0~9までのうちの1つ

 

何を書くか予想してください

 

予想しました?

 

さあ、当たりますかね

どうでしょう・・?

 

その数字はこちら

 

 

 

 

 

 

どうですか?

 

6だと当たった方はいるかもしれませんが

色と大きさ、そして漢数字までは当てられなかったでしょう

 

6だと思っていた人でさえ

 

上の「六」を見た瞬間

やったー!当たったー!

ではなく

えっ?何?漢字?

でかっ!えっ?赤?

 

と思ったことでしょう

 

予想は当てられたが

予想を裏切ることは出来る

ということです

 

 

テニスの話

 

予測が必要なんです

 

でもね

ほとんどの方がきちんと予測をしていない

 

非常に浅はかな予測をしていることが多いんです

 

「相手がどこに打ってくるか」

 

こんな予測をする方がほとんどなんです

 

ストレートかクロスか

それともロブか

 

・・・

 

それは予測とは言いません

 

いや、それ「だけ」では予測が完了したとは言えない

 

相手がどこに打つか

だけではなく

どこに

どんなボールを

どんな意図を持って打ってくるのか

 

それが予測する

ということです

 

スピンなのかスライスなのか

スピード感はどうか

エース狙いなのかバランスを崩しに来るボールなのか

 

瞬時にそこまで考えなければなりません

 

考えるというよりは

イメージする

の方が近いかもしれません

 

相手の意図はさておき

とりあえず、どんなボールが来るかの予測は

イメージすればいいんです

 

どこに

どんな

というところまでカバー出来ますからね

 

 

でも、まあなかなか難しいでしょう

 

ダブルスの展開が早い状況ではなおさらです

 

なかなか瞬時にイメージするのは容易ではない

 

ということは

です

 

この相手のね

不完全な予測を逆手に取るということが

非常に有効な一手になるんです

 

 

相手の予測したコースに

予測していないボールを打つ

 

これが相手にミスをさせる一手です

 

 

ストレートを読んでいる相手にストレートを打つ

 

しかし

スパーンとパッシングを打つのではなく

少しローペースの低いボールをフィードする

 

相手の前衛はストレートを読んでいるわけです

 

ストレートにボールが来た瞬間

 

よし!

と思ってしまうんです

 

その時、それがどんなボールかまでは思いが行っていない

 

自分の不完全な予測に寄り添ってしまって

どんなボールか

という大事なことを見逃してしまうものなんです

 

するとね

面白いようにミスをしてくれます

 

お尻が残ってラケットだけを前に出して

ネットミスをしてしまう・・

 

それでこんなアホみたいなこと言うんです

 

「あー!読んでたのにー!」

「打ち急いでしまったー!」

 

手の施しようがないアホです・・

 

まずね

読んでないんです

 

予測したのはコースだけという

極めて浅い思考

 

それでいて、打ち急いだなどと

さも自分が慌てただけと勘違い・・

 

違います

 

打ち急がされたんです

 

不完全な予測に寄り添って打ち急ぐ

ということを相手が予測していた

 

相手の方が一枚上だったというだけのことです

 

 

 

予測するのは難しい

 

不完全な予測は逆にマイナスになることがあります

 

咄嗟の時の方がナイスショットが出る

なんてことがしばしばありますからね

 

でもまあ、予測は必要です

 

まずは相手の打つボールをイメージすること

 

自分の予測はそこからです

 

そして

相手の不完全な予測を逆手に取ること

 

この視点も押さえておきたいものですね

 

 

最近、クイズに頼っていたので・・

ちょっと真面目にテニスのことを書いてみました・・・

 

次はどんな感じのことを書くか

ちょっと予測でもしておいてください・・・

 

それではまた

 

頑張ろう日本!