こんにちは
内藤です
昨日ね
国立駅の方まで歩いていると
セミが鳴いていました
今年は少ないような気がしますけどね
長梅雨と猛暑が関係しているのでしょうか
先週あたりから
ようやくセミが本領発揮してますね
コートにも頻繁に登場します
私は虫は平気な方なので
セミを捕まえて
扇風機替わりにしているのですが
ジュニアにドン引きされるんです・・
女子がね
その後一言も口をきいてくれないんです
セミなんて汚くもないし
よく見ると
つぶらな瞳でかわいいですよね
ね?
・・・
よく言われますが
セミってほんとに儚い人生・・
いや、セミ生ですよね
地下7年
地上7日
なんて言われます
セミの種類や環境によっても
左右されるみたいですが
概ねその通りです
土の中の幼虫時代が7~10年
地上での成虫時代は1週間~1ヶ月
土の中で
木の根から少しずつ栄養を摂って
長い年月をかけて成虫に育つ
そして
地上に出て
残された短い命で
全力で子孫を残そうとする
セミが鳴きますね
尋常じゃない大きな声で鳴きます
セミが鳴くのは
オスのみです
オスがメスを求めて
求愛の鳴き声を上げる
残された時間はわずか
全力で自らの使命を果たそうとするのです
地中で力を蓄えて
自らの使命のために満を持して地上に出る
そして
全力で鳴き声を上げて
子孫を残して
果てていくのです
儚くも力強い人生
いや、セミ生ですね
何かかっこいいですよね
私たちに示唆するところもあるのではないでしょうか
仕事でも人生でも
テニスでもそうです
テニスの試合
その試合はせいぜい1~2時間
その2時間のために
何年も少しずつコツコツと力を蓄える
試合という
地上の世界で
自分の使命を果たすために
全力で叫べるように
日々の練習という
地中の長い時間を
しっかりと過ごす
セミと同じです
私たちの人生も
人の目に触れる時間
力を発揮して表現する時間は長くはない
長いのは地中の時間
人の目に触れない
自らを律する時間がほとんどです
その時間をどう過ごすか
コツコツと努力をして
少しずつ力を付けることが出来るか
そうすることでしか
いざ、自分を表現するときに
全力を出すことなど出来ないのでしょう
セミの鳴き声
7年かけて蓄えた
その全力の愛の叫びを聞いて
ふと大切な何かに気付かされました
セミに負けないように
気合い入れて頑張りましょう!
それではまた
頑張ろう日本!