r-7110のブログ

メルマガ『reborn』バックナンバー

愛の叫び

こんにちは

内藤です

 

昨日ね

国立駅の方まで歩いていると

セミが鳴いていました

 

今年は少ないような気がしますけどね

 

長梅雨と猛暑が関係しているのでしょうか

 

先週あたりから

ようやくセミが本領発揮してますね

 

コートにも頻繁に登場します

 

私は虫は平気な方なので

セミを捕まえて

扇風機替わりにしているのですが

 

ジュニアにドン引きされるんです・・

 

女子がね

その後一言も口をきいてくれないんです

 

セミなんて汚くもないし

よく見ると

つぶらな瞳でかわいいですよね

 

ね?

 

・・・

 

 

よく言われますが

セミってほんとに儚い人生・・

いや、セミ生ですよね

 

地下7年

地上7日

 

なんて言われます

 

セミの種類や環境によっても

左右されるみたいですが

概ねその通りです

 

 

土の中の幼虫時代が7~10年

 

地上での成虫時代は1週間~1ヶ月

 

土の中で

木の根から少しずつ栄養を摂って

長い年月をかけて成虫に育つ

 

そして

地上に出て

残された短い命で

全力で子孫を残そうとする

 

 

セミが鳴きますね

 

尋常じゃない大きな声で鳴きます

 

セミが鳴くのは

オスのみです

 

オスがメスを求めて

求愛の鳴き声を上げる

 

残された時間はわずか

 

全力で自らの使命を果たそうとするのです

 

 

地中で力を蓄えて

自らの使命のために満を持して地上に出る

 

そして

全力で鳴き声を上げて

子孫を残して

果てていくのです

 

儚くも力強い人生

いや、セミ生ですね

 

 

何かかっこいいですよね

 

私たちに示唆するところもあるのではないでしょうか

 

 

仕事でも人生でも

テニスでもそうです

 

テニスの試合

 

その試合はせいぜい1~2時間

 

 

その2時間のために

何年も少しずつコツコツと力を蓄える

 

試合という

地上の世界で

自分の使命を果たすために

全力で叫べるように

 

日々の練習という

地中の長い時間を

しっかりと過ごす

 

 

セミと同じです

 

私たちの人生も

人の目に触れる時間

力を発揮して表現する時間は長くはない

 

長いのは地中の時間

人の目に触れない

自らを律する時間がほとんどです

 

その時間をどう過ごすか

 

コツコツと努力をして

少しずつ力を付けることが出来るか

 

そうすることでしか

いざ、自分を表現するときに

全力を出すことなど出来ないのでしょう

 

 

セミの鳴き声

 

7年かけて蓄えた

その全力の愛の叫びを聞いて

 

ふと大切な何かに気付かされました

 

 

セミに負けないように

気合い入れて頑張りましょう!

 

それではまた

 

頑張ろう日本!