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価値観

こんにちは

内藤です

 

ニュース見ました?

 

まさかこんなことに・・・

 

昨日のトップニュース

そしてビッグニュースでしたね

 

サンマが歴史的不漁

1尾5,980円

 

えええーーー!

 

1尾?

 

6,000円?

 

何かの間違いかと思いましたよ

 

でも本当らしいです

 

これもコロナが関係あるのでしょうか・・

海の生態系も荒らされているのでしょうか・・

 

まあ、そんなことはないとは思いますが

驚きですよね

 

初競りの値段なので

例年も2,500円くらいにはなるらしいのですが

それでも倍以上ですからね

 

サンマも高級魚の仲間入りですね

 

その物が高級かどうか

その物に価値があるかどうか

 

絶対的な価値基準で決まるものもあるとは思いますが

結局のところね

 

需要と供給の関係ですよね

 

サンマという魚そのものの価値ではなく

需要と供給のバランス上

希少価値が高まって

サンマは高級魚になる

 

サンマはおいしいとは思いますよ

でも1尾6,000円の味かどうかと言われると・・・

 

レアな物になった瞬間

価値が高まるということです

 

これは何でもそう

 

価値というものは

少ししかないと高まり

たくさんあれば低くなる

 

人の価値観もそうです

 

人の価値観は世代によって大きな傾向があります

 

70代以上の年配の方

 

その世代の価値観の中心は「食」です

 

戦後間もない頃や復興時期

食べ物が十分とはいえなかった時代ですからね

 

幼少期に満足に食べられなかったことから

価値観の中心に「食」がある

 

なので

子供がいくつになっても

きちんと食べているか心配したり

 

仕事の話をするにしても

まずは「メシでも食いに行くか」となるわけです

 

年配の人との交渉事をスムースに運ぶためには

出された物は気持ちよく食べきらないとダメです

遠慮せずに喜んでごちそうになった方が

信頼されるというわけなんです

 


40代~60代くらいの方の価値観の中心

 

「お金」です

 

食べ物には苦労していない世代ですからね

 

高度経済成長を経て

より多くの、そしてより良い「モノ」が生まれた時代です

 

電化製品、家、車、旅行

「お金」を手にした人が

多くの物を手に入れることが出来た世代です

 

なので

今の世の会社

この世代が社長や上司になっているので

「給料」に重きを置く

 

この世代は

「給料」さえ上がれば

残業も徹夜もガンガンOK

ブラックだろうと何だろうと平気で働けるわけです

 

だからです

 

だから今の子

20代~30代の若者が会社が嫌になったり

働くことが憂鬱になったりするんです

 

上司や会社の方針

その価値観と自分の価値観にズレがある

 

決定的なジェネレーションギャップがあるんです

 

今の若者の価値観

 

その中心にあるのは

「存在」です

 

食べ物にも

お金にも

そんなに苦労していない

 

彼らに足りていなかったもの

枯渇していたもの

それは「愛」

 

「存在」していることの意味

 

「人との繋がり」

 

自分は何者で

自分には何が出来て

誰の役に立てて

何の存在意義があるのだろう

 

そんな問いに対する答えが

価値観の中心にあるわけです

 

そんな価値観の子にね

 

「メシでも行こうか」

「飲みに行くか」

「給料上げるから頑張れ」

 

と言っても響かない

 

下手したら鬱陶しがられたり

やる気を削ぐことにもなります

 

彼ら、彼女たちは「自分の存在意義」に価値を見出すので

「お金」よりも「自分の時間」が欲しいんです

 

給料が上がるより

休みを多くして欲しい

自分の時間

家族・友達と過ごす時間

が欲しいんです

 

仕事に何を求めるか

 

お金や地位や名誉ではなく

安定でもなく

自分が自分らしくいられるかどうか

 

それが優先されるんです

 

だからね

会社内でも何でも

世代間で壁が出来るのは当たり前なんです

 

この価値観のズレは仕方ないことなので

お互いが理解し合って

歩み寄ることが大事だということです

 

 

で・・・

 

テニスの話に結び付けようと思ったのですが・・

長くなったので今日はこの辺で・・

 

今年のサンマは缶詰で我慢しようかな・・

 

それではまた

 

頑張ろう日本!