r-7110のブログ

メルマガ『reborn』バックナンバー

カルネアデスの板

「お願い!」

 

「あっ!ごめーん!」

 

・・・

 

「ごめんね、声かければよかったね」

「今のは任せればよかったね」

 

ダブルスのセンターの処理

ペアのどちらが処理するか迷うケースもありますね

声をかけて適切に対応したいものです

 

・・・

 

こんにちは

内藤です

 

話は変わって薬局でのこと

私の家の前にね

薬局があるのですが

毎朝行列が出来ていたんです

 

何事かと思っていたのですが

そう

マスクですね

 

みんながね

「感染防止」のためのマスクをね

「感染」のリスクを冒して

群れをなして求めているんです

 

滑稽な光景です

コロナに感染しないように

命の危険に陥らないように

「ヒト」として正常に暮らすために

「人間」であることを捨てているんです

 

日本人の美徳とは

これまで先人達が培い

紡ぎ続けられてきた和の心とは

それしきの物なのでしょうか

 

よく言われます

 

分け合えば余る

奪い合えば足りぬ

 

その通りでしょう

 

分け合えば

譲り合うことさえ出来れば

足りなくなる、なんてことはそんなに起こらないでしょう

 

からあげが1個余る

 

日本人のおかしなところと言われたりもします

みんなで食事をしていてね

例えば大皿で出されたからあげ

みんなでシェアしているとね

最後の1個が余るんです

なかなか誰も手を付けない

みんなが譲り合うために余ってしまうんです

 

日本人のおかしなところ

 

日本人の誇るべき精神でしょう

 

道徳観・マナー

誰に教わるでもなく

脈々と受け継がれてきた誇るべき個性です

 

今のような事態でね

日本人のそれぞれが

その奥底に必ず存在する「日本人らしさ」

これを思い出して、発揮したいものです

 

で、話は戻って冒頭

ダブルスのセンターの話

 

今述べたような日本人の美しい精神

これがくせ者

ダブルスの際にはマイナスに働くときがあるんです

 

それがセンターの処理

 

お願いしてる場合じゃないんです

譲り合っている時間など存在しないんです

 

そう

譲り合えば「抜ける」

奪い合えば「返る」

のです

 

お互いが譲り合う

お願いなんてしていると

どちらもラケットを出せずに抜かれてしまうことが出てきます

 

奪い合うのです

奪い合っていればね

絶対にどちらかのラケットに当たって返球することが出来ます

 

かけるべき声は

「お願い!」

ではなくて

「マイン!」(mine 私のボールということで選手たちがよく使います)

もしくは

「どけー!」

ってことですね

 

ペアと勝負です

先に打った者勝ちです

その方が動きも良くなるし

相手に与えるプレッシャーも増します

 

でもこれがなかなか・・

どうしても譲ってしまう・・

それが日本人らしさですからね

 

日々の暮らしでは日本人らしく

譲り合いの心で

 

テニスの時だけは

奪い合いの気持ち

戦闘本能をオンにして

 

上手く使い分けが出来ればいいですね

 

くれぐれも反対にだけはならないように気を付けましょう

 

ではまた

 

頑張ろう日本!!!!!!!!