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霊長類最強

おはようございます
内藤です

第62回のテーマは
「霊長類最強」

はい、そうです

昨日、突然ニュースが入りましたね

霊長類最強女子
レスリングの吉田沙保里選手が現役引退を表明しました

リオ五輪での雪辱を東京で果たすものだと思っていましたが、
色々と思うところがあったのでしょう

明日、会見を開くみたいなので要チェックですね


それにしても最強ですよね

世界選手権13連覇ですよ

個人戦206連勝ですよ

どういうことですか
言い方悪いですけど化け物ですよ

だってね
トップ選手の世界ですよ

周りもとんでもなく強いんです
それでいて研究もされるわけです

全員が吉田を倒すことだけに照準を合わせるわけです

そんな中ね
吉田沙保里は力強い名言を残しているんです


連勝記録爆進中の吉田
当然周りは研究に研究を重ね、吉田包囲網を作ります

ターゲットにされたのは
吉田の代名詞「高速タックル」

打つ手なしとも言われた吉田の高速タックル
それでも研究が進んでいく中で、ついに丸裸にされてしまいます

クセを見抜かれてしまうんです

苦戦を強いられる中
吉田が導き出した答え

それが大会後の会見


「相手の選手は私のタックルを研究して対策してくる」

「だから全員タックルで倒した」


えーーーっ!!

意味不明です

でも、そうなんです
結局この大会も、その後も
高速タックルを武器に連勝を重ねたんです

とんでもないです

テニスもそうですが
一つの戦術に固執し過ぎると
やはり対策を取られて負けてしまいます

自分の基本戦術を見失わないことは大切ですが
それを活かすために
あえて違う戦術を使うことや
緩急を付けたり、コースを変えたり
相手に的を絞らせないことが必要です

必要なはずです

我々凡人の考えでは・・・


自信
そして
矜持
でしょう

幼少期から父と作り上げてきた高速タックル
尋常ではない練習量に裏付けされた技術

どんな対策を取ろうと
止められないものは止められないでしょ

そんな自信と矜持があったのでしょう

トップに立つ者はやはり違います


化け物と言いましたが、間違いでした
普通の人間です

普通の人間なのにどうしてそんなに強いのか

もう書きましたが
吉田の練習量は尋常ではないらしいです

男子のトップ選手すら吉田の半分の量も出来ないそうです

怪物でも天才でもない

吉田を世界最強にまで押し上げたものは
「努力」
まぎれもなくこの1点だったのでしょう


同じアスリートとして本当に尊敬します

私は今はもうコーチという立場なので

努力に努力を重ねて
これが私のテニスだ
崩せるものなら崩してみろ

そこまで言って戦える選手を育てたいものです


今日は自分のスタイルを貫こう!
周りの目は気にせず、自分の着たい服を着て
歌いたい歌を歌って、食べたいもの食べて
自分らしさを磨いていきましょう!