野分のまたの日こそ、いみじうあはれにをかしけれ。
こんにちは
内藤です
昨日の台風が嘘のよう
今朝は晴れ渡ってて気持ちが良かったです
まさに台風一過
台風の激しい雨風が
淀んだ空気を全て洗い流してくれました
これは本当にそうで
特に都会の汚れた空気
埃や塵にまみれた空気を
台風が一掃してくれるそうです
それで空気が澄んで
空が高くて綺麗になるみたいですね
冒頭は枕草子
野分（のわき）とは俳句で言うと秋の季語
今の季節に野を分けるほど猛烈に吹く風のことです
要するに台風ですね
昔は台風という言葉も知識もなかったので
野分という秋の暴風として捉えていたのですね
野分のまたの日こそ、いみじうあはれにをかしけれ。
台風の次の日は、とても趣深いよね
ってことです
枕草子は台風後の人の暮らしに着目しているので
台風一過の天気が気持ちいいよね
と言っているのではないのですが
まあ、今も昔も通ずるところはあるのだと思うんです
激しい雨に暴風
何だか大変
でも、その大変なことが過ぎた後って
何かいい感じになるよね
ってことです
今朝の澄んだ空気を感じながら
しみじみとそんな枕草子的なことを思ったんです
自分の中の停滞感
自分自身の汚れた心
人間関係のごたごた
テニスの伸び悩みでさえ
台風のような劇薬
台風のような一大事件のようなことがあって初めて
綺麗に打破することが出来るのではなかろうか
そんなことを考えたんです
まあ、そんな甘えた考えはいけませんけどね
ローマは一日にしてならず
です
当然、日々の積み重ねこそ大事なんです
それはそうなんです
でも、まあ、ちょっとは考えてしまいますよね
台風来いよ
って
何か大変なこと起きてみろよ
って
そんな感覚も大事だとは思います
いざ本当に大変なことに出くわした時に
これを乗り越えれば良くなる
とプラスの方向に考えられますからね
いやー、それにしても平和だなー
とりあえず昼寝でもしようっと・・
当分、私の身に台風など来なさそうですね・・
それではまた
頑張ろう日本！
